日食だよ~ [科学]

こんばんは、おたまやよ~

さてさて、日食の話ですよ~

太陽の見かけ上の通り道の黄道(こうどう、おうどう)、月の見かけ上の通り道を

白道(はくどう)といいます。

この黄道と白道が一致していれば新月のときには日食、満月のときには月食が

いつも起きるんですが、実際には5度くらい傾いているので毎月は起きないんですねぇ。

そんなわけで黄道と白道が交差する時期じゃないと日食、月食は起きません。

しかも月食に至っては交差する時期だからと言って必ず起きないみたいです。
(日食は1、2回は起きるそうですよ)

この交差する時期を「食の季節」と年に2、3回くるそうです。

つまり日食は年に2~4回は起き、多きときでは5回も起きます。

月食は年に0~2回、多いときでも3回だそうですよ。

日食の方が起きにくいように感じますが実際には月食の方が頻度は

少ないわけですね。

そんな日食ですが実際に観測できるのは月の影が地球上に落ちる

場所に限定されるので、特定の場所で見られる回数はぐっと減るわけです。
(月食は起きていれば月が見られる場所ならどこでも観測できますよ)

さて、日食ですが大きく分けると2種類あります。

1つは太陽が完全に隠れる皆既日食

もう1つは太陽の一部のみ隠れる部分日食です。

5月に起きる金環日食と皆既日食は中心食とも呼ばれていますよ。

金環日食は地球から月までの距離が皆既日食の時より若干遠いため

太陽を全部隠せない状態ですよ。

とはいえ、太陽が見えているので部分日食の時と同じ感じで観測する

必要がありますよ。つまり、肉眼で絶対見ちゃダメ!!ってことです。

たとえ9割太陽が隠れても空はかなり明るいです。

おたまの実感ですと9割9分隠れていてもまだ直接見るにはちょっと

きつい状態でした。(ダイヤモンドリングの状況で初めて肉眼で見られます)

そんなわけ5月に観測する人は日食グラスを用意してください~

太陽の光は目に見える可視光線の他にも日焼けの原因の紫外線、

物を温めることのできる赤外線も出ていて直接見ると失明する場合も

あります。

また、日食グラスを用意したからと言ってそれで望遠鏡や双眼鏡は

使っちゃダメですよ~

肉眼で安全にリング状の太陽を観測するには小さい穴を開けた厚紙を

用意するとよいです。厚紙に太陽の光を当てると、その影がリング状の

太陽の形になっていますよ。

今度の金環日食は日本の広い範囲で見られるのでみなさん楽しみに

してくださいね。

でもって、お金と時間に余裕のある人は是非とも皆既日食も見に行ってください。

部分日食とはまったくの別物なので一生に一度はみることをお薦めしますです。

それじゃあね~
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