どうなんだ? [科学]

こんばんは、おたまだよ。

立ち話に聞き耳立ててしまいました。

どんな話かというと

某メーカーの除菌作用もある消臭スプレーには

発がん性物質が入っているのでやめたほうが

いいと忠告し、代わりにホタテ貝から作った

オーガニックの消臭剤を勧めた。

というものです。

まず気になったのが発がん性ですね。

いわゆる虫よけスプレーなんかにも発がん性

物質が入っているものがあったりしますが、

日本で認可されるということはそれなりに

厳しい基準をクリアしていて、問題が出る

かもしれない濃度のさらに何分の一以下か

何十分の一以下だったりします。

つまり長期間使っていてもそうそう害が

でない程度の毒性だったりするわけですね。

「発がん性物質が入っている」=「がんになる」

ではないのですよ。

そもそもそんな危険があるなら発売禁止に

なってますからねぇ。

用心に越したことはないので消臭スプレーを

使うときは体につかないように中止し、一度に

大量に使用せず、使用後は換気するくらいして

おけば問題ないんじゃないかな?

あと、オーガニックだからと勧めていたホタテ貝

から作った消臭剤ですが、貝から作ったと聞いて

おそらく消石灰ではないかと思いましたよ。

園芸用でも使用される消石灰は土壌を酸性から

アルカリ性に変えるのに使われる強アルカリ性の

物質ですね。

消石灰の消臭効果はこのアルカリ性による雑菌の

繁殖の抑制と臭いの素になる酸の中和ですね。

で、自然由来の素材から作られているから無害かと

いうともちろんそんなわけはなく、肌荒れの原因に

なりますし、吸い込んだり目に入ると危険なものです。

単純に発がん性物質は危険で自然由来は安全と

思わずに、正しい用法、用量で使用することで

便利で安全になるということですよ。

最近よく使われている消毒用アルコールなども

可燃性の高いものがあるので使いすぎに注意ですよ~

じゃあ、またね。
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